NIPの施工は1992規格を準拠しています!

1992規格による雷保護

3.接地システムの種類と施工基準

接地システム

①.各引き下げ導線1条につき1個以上の接地極を接続
②.接地抵抗値
総合接地抵抗値・・・・・10 Ω 以下
単独接地抵抗値・・・・・50 Ω 以下
*総合抵抗値 R(Ω) の計算式
単独接地抵抗値・・・・・ r (Ω)
接地システム
③.接地極埋設深さ
民間物件
銅板頂部が、GL - 0.5 m 以上の深さに埋設する。
官庁物件
銅板頂部が、GL - 0.75 m 以上の深さに埋設する。
④.他の接地極との離隔
・通信用の接地極とは、5m以上の離隔をとる。
・他の電気ア-スとは、2m以上の離隔をとる。
接地システム
接地極の材料について
①.棒の場合・・・長さ1.5m以上、外径12mm以上の溶融亜鉛めっき鋼棒、銅覆鋼棒、銅棒
②.管の場合・・・溶融亜鉛めっき配管用炭素鋼鋼管(2t以上)、ステンレス鋼管(1t以上)
③.板の場合・・・面積が片側0.35㎡ 以上の溶融亜鉛めっき鋼板(2t以上)、銅板(1.4t以上)
*アルミ製は、腐食しやすい為、使用不可。